春の肌荒れ「ゆらぎ肌」対策

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春になって陽気もよくなり、肌も喜んでいると思いきや、突然ニキビができる、化粧品がしみる、肌がカサつくなど、思わぬ肌トラブルに戸惑っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

春は一年のうちでも肌がゆらぎやすい季節です。そこで今回は、春に肌がゆらぐ原因を探りながら、その対策をご紹介します。

桜と女性

ゆらぎ肌って、どんな肌?

「ゆらぎ肌」とは、季節の変わり目などの急激な気温や環境の変化で肌が敏感になってしまう状態のこと。カサつきやかゆみ、ニキビ、肌荒れなど敏感肌や乾燥肌に似た症状が表れますが、こうした症状を引き起こしているのは、肌のバリア機能の低下が原因だと考えられます。

私たちの肌は、肌の一番表面にある角質層のバリア機能によって健康に保たれています。バリア機能がきちんと働いていれば、肌内部の潤いがしっかりと保たれ、外部からの刺激を跳ね返すことができます。

しかし、バリア機能が低下すると、肌の内側から潤いが逃げ、外部刺激に対する抵抗力が弱くなります。すると少しの刺激にも敏感に反応して様々な肌トラブルを起こすようになってしまうのです。

また、バリア機能は、肌の生まれ変わり(ターンオーバー)とも大きく関係しています。

強いバリア機能を形成するために欠かせないセラミドやNMF(天然保湿因子)などのうるおい成分は、肌の生まれ変わり(ターンオーバー)の過程で作られます。ターンオーバーが正常に働いていれば、強く健やかな肌バリアが整い、肌トラブルを遠ざけてくれます。

春に肌がゆらぐのはなぜ?

春といえば、寒い冬を乗り越え、暑い夏を迎えるまでの過ごしやすい季節のはずなのに、なぜ肌がゆらいでトラブルを起こしやすくなるのでしょうか?そこには春ならではの要因がありました。

■春特有の寒暖差と空気の乾燥

春はポカポカ陽気に汗ばむ日があれば、急に寒くなる日があるなど寒暖差が激しい上、まだまだ空気も乾燥しています。こうした急激な気温の変化や乾燥は、肌にダメージを与え、水分と油分のバランスを崩してバリア機能を低下させてしまいます。その結果、肌がカサついたり、ピリついたり、吹き出物ができてしまったりと様々な肌トラブルを起こしやすくなります。

■春風が運ぶ花粉などの刺激物質

肌に心地よい春風ですが、一方でこの春風は、花粉や砂ぼこり、黄砂、ダニなどの様々な刺激物質を運んできます。バリア機能が弱った肌に刺激物質が付着すれば、アレルギー反応を起こしやすくなり、かゆみや乾燥などの原因になります。

特に春に増える花粉は、肌に付着して肌荒れを起こすだけでなく、目をこすったり鼻をかんだりすることで、ますます肌へのダメージを強めてしまいます。すると、さらにバリア機能が低下し、外部刺激も侵入しやすくなって肌がどんどん悪化するという悪循環に陥ってしまいます。

■気温の上昇で皮脂分泌が盛んに

春になって暖かい日が増えると、皮脂の分泌も盛んになります。皮脂は肌を守る大切な成分ですが、過剰に分泌されるとニキビや毛穴詰まり・黒ずみの原因になります。

また、不要な皮脂が空気中の酸素や紫外線の影響によって酸化皮脂になると、肌のバリア機能を壊す存在になってしまいます。

■紫外線の急増

夏のイメージが強い紫外線ですが、3月になると紫外線が急激に強まります。うららかな春の日でも、思っている以上に強い紫外線が降り注いでいます。

紫外線はシミやくすみの原因になるだけでなく、強い刺激で肌を乾燥させ、バリア機能を低下させます。春だからと油断していると知らず知らずに肌はダメージを受け続け、トラブルを悪化させてしまいます。

■生活環境の変化によるストレス

春は入学や入社、異動などで生活環境が変わる季節でもあります。環境の変化でストレスを受けると、自律神経やホルモンのバランスを崩しやすくなります。

自律神経やホルモンバランスの乱れで体の調節機能が衰えると、肌でもバリア機能の低下やターンオーバーの乱れ、皮脂の過剰分泌などの不調が起き、肌トラブルにつながっていきます。

肌アップ

春のゆらぎ肌対策

では、ゆらがない肌作りのためには、どのようなことに注意して日々のお手入れを行えばいいのでしょうか?

皮脂を取り過ぎない正しい洗顔

汗ばむ日が増える春は、皮脂汚れをきちんと落とす必要がありますが、洗顔やクレンジングのしすぎ、ゴシゴシ洗いなどは、必要な皮脂までも取り去って肌のバリア機能を低下させてしまいます。また、角質にダメージを与えると、バリア機能に欠かせないセラミドも奪いとってしまいます。

まずは、正しい洗顔を習慣づけましょう。

1.洗顔前には手をしっかり洗うこと。汚れた手ではきめ細かで濃密な泡を作ることができません。また、汚れた手での洗顔は、雑菌が顔に付着しやすくなります。

2.洗顔は32~36度前後のぬるま湯を使います。洗顔料をしっかり泡立てて、額、鼻、あご、頬にまず泡をのせて、手のひら全体を使って軽くなじませた後、肌と手の間に泡のクッションを挟んでなでるようにやさしく洗います。
小鼻、額など皮脂の多い部分は、指先で小さく円を描きながら、ていねいに細かく洗います。あご下も洗い残しのないように。最後に敏感な目元、口元をやさしく洗います。

3.すすぎは、ていねいに。髪の生え際、あごの裏、フェイスラインもすすぎ残しがないようにしっかり洗い流します。

4.洗顔後は、清潔でやわらかいタオルを使い、水分を押さえるように優しくふき取り、すぐに保湿ケアを行いましょう。

バリア機能を整えるケア

ゆらがない肌を作るには、日々のスキンケアでバリア機能を整え、肌が自ら水分を保つことができるように改善していくことが大切です。そのためには肌の内側にも働きかける化粧品でのケアが効果的です。

勇心酒造の「ライスパワー®No.11」は、「皮膚水分保持能の改善」効果をもつ唯一の医薬部外品の有効成分です。

肌表面の角質層を潤すとともに、角質層のさらに奥にある基底層にまで働きかけて、肌自らが良質なセラミドを作り出す力を引き出してくれます。水分を保つ力がついた肌は、バリア機能が整い、外的刺激やダメージに負けない健やかな状態となり、環境の変化に左右されない肌を手に入れることができます。

生活習慣を見直す

偏った食生活、ストレス、睡眠不足などもバリア機能低下の原因になります。自律神経を乱し、血行不良や冷えなどの不調を招いて肌に必要な栄養が届きにくくなるのです。また、血行不良はターンオーバーの乱れにもつながり、セラミドの生産量も減少させてしまいます。

バランスの取れた食事、十分な睡眠やストレス解消など、規則正しい生活を心がけましょう。

特に肌のバリア機能にとって重要なセラミドは、栄養不足に陥ると減少してしまうので、肉や魚、乳製品、卵などから、良質なタンパク質をとるようにしましょう。

また、肌の生まれ変わりを助けるビタミンA、ビタミンB、ビタミンC、ビタミンE、そして亜鉛などのミネラル類も積極的にとるように。これらの栄養素は、緑黄色野菜や果物、卵や牡蠣、レバーなどに多く含まれているので、意識して摂取することをおすすめします。

紫外線対策

紫外線も肌のバリア機能を低下させる大きな要因の一つです。特に春は急に強まるので要注意。日焼け止め効果のある化粧品でしっかりケアしましょう。

また、紫外線を浴びて発生する活性酸素の増加を防ぐには、抗酸化成分を含んだ食品を摂るのも効果的です。

抗酸化作用の高いビタミンA(βカロテン)、ビタミンC、ビタミンE、カテキン、ポリフェノールは、緑黄色野菜など比較的色の濃い植物性食品に多い傾向があるので、食材選びの目安にしながらバランスの取れた食事を心がけてください。

スキンケア

ゆらがない強い肌を作るには、肌のバリア機能をアップさせることが大切です。肌機能を健やかに整えるスキンケアと生活習慣の見直しで、健やかで刺激に強い肌を育てて、心弾む春を過ごしましょう。

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