理想的な睡眠

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理想的な睡眠時間は人によって異なるのをご存知ですか?

よく、「8時間睡眠が大事」・「1.5時間の倍数寝るとスッキリする」という風に考えている方がいらっしゃいますが、全ての人に当てはまる最適な睡眠時間というものはないと言われています。

また、年齢や環境によっても必要とされる睡眠時間が異なるので、自分に合った睡眠時間を見つけるのはとても難しいことです。

人によって違う理想的な睡眠時間

よく知られているとおり、睡眠には「浅い眠りのレム睡眠」と「深い眠りのノンレム睡眠」があります。

眠りが浅いレム睡眠のときに起きるとスッキリと目覚めることができます。反対に、脳が休んでいるノンレム睡眠のときに無理矢理起きると、しばらくは頭がボーっとして寝ぼけた状態が続くので、スッキリと目覚めることができないとされています。

なので、「スッキリ起きたければ、レム睡眠のときに目覚めましょう」と言われるのです。

ですが困ったことに、必要な睡眠時間や睡眠周期には個人差があり、スッキリ起きられるタイミングは一定ではありません。

理想的な睡眠

人間の睡眠時間は大きく3つに分けられると言われています。

1つ目は「ショートスリーパー」と呼ばれるもので、必要とする睡眠時間が短く、6時間以下の睡眠でも熟睡感を得られる人のことを言います。ショートスリーパーは遺伝子の特徴により発現すると考えられていますが、はっきりとした原因は解明されていません。ショートスリーパーの人の特徴としては、睡眠の効率がいいことが上げられます。寝つきが良く、短時間でスムーズに眠り始めることが可能です。

反対に、必要とする睡眠時間が人より多く、長時間眠ってしまう人のことを「ロングスリーパー」と言います。ロングスリーパーは9時間以上の睡眠時間が必要になるそうです。ロングスリーパーの人の特徴としては、10時間ほど眠らなければ眠った感じがせず、昼間にも眠気が襲ってくるそうです。

どちらも全人口のおよそ10%程度と言われています。

ショートスリーパーでもロングスリーパーでもなく、7~9時間の睡眠がちょうど良いと感じる人を「バリュアブルスリーパー」と言います。80~90%とほとんどの人がこのバリュアブルスリーパーに該当すると言われています。

「毎日の睡眠時間が5時間だから自分はショートスリーパーだ」とか、「平均睡眠時間が9時間だからロングスリーパーだ」などと思われる方もいるかもしれませんが、思い込みは危険です。

本来、一人ひとりに必要な睡眠時間は遺伝的な要因と、その時々の疲労などが大きく影響します。しかしながら、日々の生活に追われて本来摂るべき睡眠時間をきちんと確保できていない人も多いのではないでしょうか。

自分の本当に必要な睡眠時間を取れないまま生活を送っていると、疲労がたまったり、気持ちが沈みがちになったりするので、自分にとっての理想的な睡眠時間をきちんと把握することが大切です。

年齢によって必要な睡眠時間が変わる

睡眠時間には3つのタイプがあると話してきましたが、年齢によっても異なると言われています。

一般的に大人にとっての理想的な睡眠時間は7時間とされていますが、赤ちゃんや子どもは違います。「寝る子は育つ」という言葉もあるように、子どもは体と脳の発達のために大人よりも長い睡眠が必要と言われています。

年齢によって必要な睡眠時間が変わる

反対に、ご年配の方は長時間眠れなくなると言われています。10~20代の若い頃に比べて、60~70代では活動量が減少し、必要な睡眠時間も短くなっていきます。年齢を重ねるごとに必要な睡眠時間が徐々に減少していくのです。

自分に合った睡眠時間の見つけ方

最適な睡眠時間を見つけるためには普段から睡眠の記録を残し、自分にとって適切な就寝時間・起床時間を見つけ出していく必要があります。

記録といっても大それたことを書く必要はありません。「就寝時間」「起床時間」「起きた時の気分」「その日の体調」を簡単に書き残し、毎週少しずつ寝る時間を変えていけば、最適な睡眠時間を発見することができます。

少し面倒ですが、自分にとっての最適な睡眠時間を見つけたい方は、ぜひ実践してみてください。

快適な睡眠のために

睡眠時間をしっかりと取っても眠りが浅かったり、起きたときになんだかスッキリしないという方は、睡眠の質に問題があるかもしれません。

例えば、お休み前についついスマートフォンやPCを触ったり、テレビを見ていたりしていませんか?

寝る前のスマートフォン

スマートフォンやPCから発せられるブルーライトや、テレビの明るい画面を見続けると、体が昼間と錯覚してしまい脳が活性化してしまいます。これでは、リラックスして眠りにつくことができません。就寝の1時間前からスマートフォンなどの強い光は避けるようにしましょう。

快適な睡眠を手に入れるために、リラックスをして神経を落ち着かせることも大切です。夜にゆっくりと湯船に浸かることで自律神経が整えられ心が落ち着きます。また、ストレッチなどを行うことで、血流の流れが良くなりリラックスした状態になるため、快適な睡眠につながります。

もちろん、寝具選びも重要です。ベッド・布団・まくらは、どれも私たちの睡眠に欠かせないアイテムです。自分の体に合ったものを選ぶことで快適な睡眠につながります。ベッドや布団は固すぎても柔らかすぎても体に負担がかかり、質のいい睡眠の妨げになってしまいます。

寝具選びも重要

一生のうち「3分の1が睡眠」といわれています。そんな長い時間を共に過ごす寝具ですから、自分の体に合ったものを選んで、きちんと1日の疲れを取り除けるようにしましょう。

快適な睡眠は肌にも大切

美しい肌作りのためにも「質のいい睡眠を取ること」は大切です。

肌の生まれ変わりを促す成長ホルモンは、深い眠りのときに多く分泌されると言われています。体をリラックスさせて、ぐっすり眠ることができれば、美しい肌を育むことにも繋がります。

忙しい毎日の中でも快適な睡眠を取り、1日の終わりに自分の体と心をいたわってあげましょう。

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