秋の夜長のバスタイム

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スポーツに読書に食欲に・・・、過ごしやすい秋は楽しみも増えます。秋の夜長のバスタイムもその一つ。ゆったりと湯船に浸かれば、1日の疲れがほぐれるようにやわらぎ、心も体も癒やされていきます。

「バスタイムが一番のリラックスタイム」という方も多いでしょうが、お風呂の効果はそれだけではありません。バスタイムは、健康のためにも、美しい肌を保つためにもとても大切な時間です。

バスタイム

バスタイムのうれしい効果

入浴には、様々なうれしい効果が期待できます。

リラックス効果

仕事に家事に育児にと、なにかとストレスを感じることの多い毎日。ストレス解消法として「ゆっくりお風呂に入る」という方も多いのではないでしょうか。

ストレスを感じると交感神経が高ぶって心や体が緊張してしまいますが、湯船にゆっくり浸かって体が温まると、その緊張が緩んでリラックスできます。入浴でリラックスすると副交感神経が働いて、疲労やダメージを修復して元気な状態に戻してくれるのです。

反対に、シャワーだけだと主に交感神経を刺激するため、体が目覚めて活動モードになります。「シャキッと目覚めたい」「気分をスッキリさせたい」ときにシャワーは有効ですが、リラックスして心身を休めたいのであれば、湯船に浸かる入浴法がおすすめです。

美肌効果

お風呂に入って体が温まると、皮膚の毛細血管が広がって全身の血行が良くなります。

血行が良くなると毛穴が開いて、汗とともに皮脂や体内の老廃物が排出されやすくなるので、美肌効果が期待できます。

コリ、冷え、むくみの改善

湯船で温まると全身の血行が良くなり、新陳代謝を活発にします。そのため肩や首のコリ、冷えがやわらぎます。

また、お湯の圧力で血液やリンパ液の循環もよくなり、むくみの解消にもつながります。

良質な睡眠を促す

「寝つきが悪い」「熟睡できない」と悩んでいる方は、ゆっくりお風呂に入ってみませんか?

私たちの体は、深部体温(体の中心部の体温)が下がり始めると眠くなるようにできています。また、深部体温の下がりが急であるほど、寝つきがよく、質のいい睡眠を得やすいと言われています。

お風呂に入って深部体温を上げると、湯上り後には速やかに深部体温が下がっていくので眠りにつきやすい状態になります。

忙しいときは睡眠時間を確保したいと、簡単にシャワーで済ませがちですが、湯船に浸かって温まりましょう。

ベット

お風呂で肌ケア

健康にも美容にもうれしい効果が期待できるバスタイム。秋になると気温が下がり始めて体や肌の調子を崩しやすい時期だけに、上手に活用したいものです。

まず、お風呂に入ったらゆっくりと湯船に浸かりましょう。体を温めるとともに、湯気のスチーム効果で毛穴を開き、角質をやわらかくして汚れが落ちやすくなります。

少し汗ばむ程度に温まったら、最初に髪を洗いましょう。先に体や顔を洗ってしまうと、その後に洗い流したシャンプーやリンスの成分が体や顔に付着したままになり、肌トラブルの原因となってしまうからです。

特に背中のニキビは、洗い残しやシャンプーなどの成分によってできることが多いので、最初に髪を洗うことはとても重要です。

髪を洗い終えたら次は体です。そして皮膚が薄く乾燥しやすい顔は、スキンケアまでの時間を短縮するために最後に洗います。

スキンケア

ひじやひざ、かかとなど、普段は目につきにくい場所も湯船でしっかりチェックしましょう。気になるようなら、スクラブ剤などの角質ケア用品を使ってお手入れしてください。

ただし、角質がやわらかくなっているので、力を入れて擦ったり、毎日続けてケアすると、必要な角質まで落として肌を傷つけてしまいます。優しく丁寧に、そして頻繁にケアしすぎないように注意しましょう。

また、乾燥しやすくなるこれからの季節は、湯船に浸かりながらのクリームパックもおすすめです。

洗顔後に化粧水や美容液で肌を整えた後、保湿性の高いクリームをたっぷり塗ってパックします。湯気のスチーム効果で肌への浸透が良くなります。

コリをほぐして血行を良くするマッサージ

お風呂の中では、体が温まって血行がよくなっています。また、筋肉もほぐれている状態なので、マッサージの効果も高まります。

シャワーの水圧を利用して、お腹やお尻を円を描くようにマッサージしたり、肩こりや足がむくんでいる部分にシャワーを当てたりするだけでも凝りがほぐれて軽くなります。

湯船の中でも、首のツボや足裏、ふくらはぎを指で押したり、お腹を優しくマッサージしたりすると、首や足の疲れがとれ、腸の働きを高める効果も期待できます。

お風呂グッズでリラックス

お風呂にゆっくり浸かるだけでもリラックスできますが、好きな香りのアロマオイルや入浴剤を使ったり、リズムのゆったりした音楽を流したりすると、さらに高いリラックス効果が期待できます。

また、明るい光は交感神経を活性化します。バスルームの照明を少し落として入浴するのもおすすめです。

入浴の注意点

健康や美肌作りに役立つお風呂ですが、入り方を間違えると思わぬトラブルにつながることがあります。次のことに注意しましょう。

入浴前に水分補給

入浴中は思っている以上に汗をかいています。入浴後は喉が渇くので水分補給する方が多いでしょうが、入浴前にも水分補給が必要です。

ただし、大量に水を飲むと、血液中の水分量が急に増えて血圧が上がることもあるので、コップ1杯程度の水を飲むことを心がけましょう。

水

食後すぐの入浴

「食後すぐにお風呂に入るのはよくない」と言いますが、なぜダメなのかご存知ですか?その理由は、消化不良を起こして胃腸の調子が悪くなるからです。

ご飯を食べると、消化するために胃に大量の血液が必要になります。

ところが食後すぐにお風呂に入ると、血液が体の表面に集まってしまい、胃に必要な血液が送られなくなってしまいます。すると胃液の分泌が減り、胃腸の運動も滞って消化不良を起してしまうのです。

食後のお風呂は、30分~1時間程度休んでから入るようにしましょう。

湯温は38~40℃に、長湯は禁物

熱いお風呂が好きな方もいらっしゃいますが、熱すぎるお風呂は、交感神経を刺激して体が緊張してしまいます。

また、熱すぎるお風呂に長時間入浴すると、肌のうるおいを保つ上で重要なセラミドが流れ出して、肌を乾燥させる原因になると言われています。

少しぬるいと感じる38~40℃のお湯に15分程度は入るのがおすすめです。

お風呂あがり

1日のうちで一番心が落ち着くバスタイム。ゆっくりとお風呂に入ることで心身ともにリラックスして有意義な時間を過ごしましょう。

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