トリートメントの効果と正しい使い方

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髪のダメージや傷みが気になる方にとって手放せないトリートメント。でも、間違った使い方をしてしまうとその効果が十分発揮されないどころか、髪や頭皮トラブルの原因になってしまうこともあります。

そこで今回は、知っているようで知らないトリートメントの正しい知識や使い方についてご紹介します。

トリートメント

トリートメントとリンス、コンディショナーの違いは何?

ところで、みなさんは、トリートメント、リンス、コンディショナーの違いが何かご存知ですか?

メーカーによって多少違いがありますが、一般的にこの3つのヘアケア剤は、その役割によって、リンスとコンディショナー、そしてトリートメントの2つに大別されています。

まず、リンスとコンディショナーですが、こちらは主に髪の表面をコーティングして保護するものです。キューティクルの傷みを防ぎながら指通りを良くする働きがあります。

一方トリートメントは、主に髪の内部に浸透し、髪の傷みを補修する作用があります。

つまり、髪の表面に働きかけるか、髪の内部に働きかけるかの違いです。ただし、リンスやコンディショナーの中には、トリートメントのように髪の内部に浸透して傷みを補修する効果を併せ持つものもあります。

また、トリートメントの場合は、リンスやコンディショナーの機能を併せ持つタイプが多く、トリートメントだけでも十分な仕上がりが得られます。そのため毎日のお手入れにトリートメントを取り入れている方も多いようです。

トリートメントの効果

では、トリートメントの効果についてもう少し詳しく見ていきましょう。

髪は、紫外線やエアコンの影響、ドライヤーの熱やブラッシングによる摩擦など、日々ダメージを受け続けています。特に空気が乾く冬の時期は、髪も乾燥して潤い不足に。するとキューティクルが剥がれやすくなり、その隙間からさらに潤いが逃げて一層ダメージが進んでしまいます。

トリートメントは、そんな髪の内部に栄養を届けて、髪の状態を整えてくれる効果があります。

ダメージを受けた髪に油分と水分を補い、バランスを整えることで乾燥によるうねりやゴワつきを抑えてくれます。また、ドライヤーの熱や摩擦によるダメージを防ぎ、枝毛や切れ毛も防ぐ効果も期待できます。

髪の乾燥や傷みが気になる時には、髪を内側から整えるトリートメントによるケアを積極的に取り入れてみましょう。

トリートメントの効果をより実感したいのなら、できるだけシャンプーと同じシリーズで揃えるのがおすすめです。セットで使うことでより効果を発揮するように商品開発されているからです。シリーズを揃えることで香りも統一できます。

お風呂洗面台

「インバストリートメント」と「アウトバストリートメント」

ダメージケアに効果的なトリートメントには、大きく分けて「インバストリートメント」と「アウトバストリートメント」の2つのタイプがあります。

「インバストリートメント」とは、その名の通りお風呂の中で使うもので、シャンプーした髪に馴染ませてから洗い流すタイプのトリートメントです。

濡れてキューティクルが開いたところからトリートメントの成分が内部まで浸透して、傷んだ髪を内側からケアしてくれます。

「アウトバストリートメント」とは、インバストリートメントとは逆にお風呂の外で使うもので、タオルドライ後の髪につけて馴染ませる、洗い流さないタイプのトリートメントです。

トリートメントの成分が髪の表面をコーティングして、ドライヤーの熱から髪を守り、睡眠時の摩擦のダメージを防いでくれます。また、朝のスタイリング時につけてケアすれば、日中の紫外線や静電気対策にもつながります。

髪の内と外からケアする2つのタイプを併用すれば、内側に与えた栄養を逃さず、外からのダメージから髪を守ることができるので、より効果的です。

トリートメントの効果的な使い方

普段何気なく使っているトリートメントも、正しい使い方を身につければ効果もアップ。潤いのある艶やかな髪をキープできます。そこで、ここでは、インバストリートメントとアウトバストリートメントのタイプ別に、トリートメントの効果的な使い方を手順を追ってご紹介します。

インバストリートメント(洗い流すタイプ)の場合

1.シャンプー後、軽く水気を切る。
トリートメントの油分をはじいたり、成分を薄めたりしないように軽く水気を切ります。

2.適量のトリートメントを手のひらに取り、指の間まで丁寧に広げる。
両手を合わせて手のひら全体に馴染ませるように広げます。さらに手を組むようにして指の間までしっかり広げておきましょう。

3.毛先から揉み込むようにつけ、頭皮にはつけずに髪に馴染ませる。
トリートメントをつけるのは、まず、毛先から。手ぐしで揉み込むようにつけてよく馴染ませます。その後、中間部、上部へと広げながら、頭皮を避けて髪全体に馴染ませます。頭皮に油分の多いトリートメントをつけてしまうと、毛穴詰まりや頭皮トラブルの原因になることがあるので気をつけましょう。

4.ダメージが気になる部分は重ね塗りを。
毛先などダメージが気になる部分には重ね塗りを。また、特にダメージがひどい場合は、シャワーキャップをかぶって5~10分置くと、トリートメントがより内部に浸透して効果的です。

5.すすぐ時は、髪をこすらないように。
洗い流す時は、髪をこすらないようにやさしくすすぎましょう。

タオルドライ

アウトバストリートメント(洗い流さないタイプ)の場合

1.しっかりタオルドライする。
アウトバストリートメント(洗い流さないタイプ)の場合は、トリートメントをつける前にタオルドライでしっかりと水気を切っておくことが大切です。水分が多いと、トリートメント成分が薄まったり、髪に馴染みにくくなります。

2.適量のトリートメントを手のひらに取り、指の間まで丁寧に広げる。
両手を合わせて手のひら全体に馴染ませるように広げます。さらに手を組むようにして指の間までしっかり広げておきましょう。

3.毛先から揉み込むようにつけ、頭皮にはつけずに髪に馴染ませる。
トリートメントをつけるのは、まず、毛先から。手ぐしで揉み込むようにつけてよく馴染ませます。その後、中間部、上部へと広げながら、頭皮を避けて髪全体に馴染ませます。頭皮に油分の多いトリートメントをつけてしまうと、毛穴詰まりや頭皮トラブルの原因になることがあるので気をつけましょう。

4.ドライヤーをかける。
髪全体にトリートメントを馴染ませたら、ドライヤーで乾かしながらスタイリングします。ドライヤーを使う時は、熱や摩擦に弱いキューティクルを傷つけないように、髪から20cm以上離し、同じ場所に長時間アテないようにしましょう。

5.仕上げに少量のトリートメントを馴染ませる。
ドライヤー後、少量のトリートメントを髪に馴染ませておくと、しっとりした質感に仕上がります。

ドライヤー

注意すること!

せっかくのトリートメントも使い方を間違えると、髪や頭皮トラブルの原因となってしまう場合があります。

まず、トリートメントの効果的な使い方でもご紹介したように、トリートメントは頭皮につけないように注意しましょう。

油分の多いトリートメントが頭皮についてしまうと、余分な油分によって毛穴がふさがれ、雑菌が繁殖したり、炎症の原因になったりする場合があります。こうした頭皮トラブルは、抜け毛や薄毛につながる場合もあるので気をつけましょう。

適量を守ることも大切です。

たっぷり使ったほうが効果があるように思ってしまいますが、つけすぎると毛髪の油分が多くなり、髪の質感が重くなったり、頭皮につきやすくなったりします。さらに日焼けや退色の原因になってしまうこともあるので、適量を守って正しく使いましょう。

また、髪質や髪の状態に合ったトリートメントを選ばないと、いつまでたっても理想の髪には近づけません。

硬くて傷ついた髪は、濃密なトリートメントでケアしてしっとりした仕上がりに。やわらかい髪でボリュームを出したいなら軽めのテクスチャーにするなど、自分の髪質や状態をしっかり見極めて、自分に合ったトリートメントを見つけてください。

綺麗な髪

これから寒くなるとますます乾燥による髮のパサつきや静電気など、髪のトラブルも増えてきます。ヘアダメージが深刻になってしまう前に、トリートメントを効果的に使って、寒い冬も健やかで美しい髪で過ごしてください。

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