肌だけじゃない髪や頭皮も老化する?

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髪を気にする女性

若いころに比べると髪にハリやコシがないし、髪の毛も細くなり、切れ毛や抜け毛も増えた気がする。そんな変化を感じたら、それは髪や頭皮の老化が始まったサインかもしれません。年齢を重ねると肌の状態が変わるように髪質も変化します。

肌のエイジングケア同様、若々しい髪を保つには髪や頭皮のエイジングケアも必要です。

悩む女性

年齢とともに髪が変化する原因は?

年齢を重ねるごとに気になる髪の変化。それは、30代ごろから始まると言われています。

髪の健康を保つ女性ホルモン「エストロゲン」の減少

髪の健康を保つために必要な女性ホルモン「エストロゲン」は、20代でピークを迎え、30代になると徐々に減少していきます。

「エストロゲン」が減少するとヘアサイクルが乱れ、髪の成長期が短くなり、休止期が長くなります。すると太くしっかりした髪が育たなくなるので、髪の本数が減り、ボリュームダウンしてしまいます。

また、血行不良にも陥りやすく、髪を作り出す毛母細胞まで栄養が行き届かなくなるために髪がやせたり、うねりが出たりします。

髪の水分量も減少

髪の水分量も年齢とともに減少します。水分不足の髪はキューティクルがはがれやすく、はがれた隙間からたんぱく質や水分がどんどん流れ出てしまいます。そのためにコシやハリがなくなり、影響の出やすい毛先から枝毛や切れ毛が増加してしまいます。

紫外線、食生活、カラーやパーマなどの外的刺激

紫外線、食生活、ライフスタイル、シャンプーの成分、カラーやパーマの影響、ストレスなどの外的刺激も髪を老化させる原因です。こうした外的刺激は、頭皮のターンオーバーを乱し、髪の発育に悪影響を与え、抜け毛、パサつき、うねりなどを発生させます。

シャンプー

髪と頭皮の老化予防法

では、髪と頭皮の老化を防ぐにはどうしたらよいでしょうか?

正しい髪の洗い方

髪や頭皮の健康を保ち、老化を防ぐためには、何より正しく髪を洗うことが大切です。

まずブラッシングで髪の絡みやホコリを取ったあと、シャンプーをつける前に、37度程度のぬるま湯で髪だけでなく頭皮もしっかり洗って汚れを流します。これだけでも汚れの70%程度を落とすことができます。シャンプーをつけて洗う時間が短くなることで、髪や頭皮への負担がぐっと減ります。

次にシャンプー液を手でよく泡立ててから髪の根元全体につけ、十分に泡立つまでもみ洗いをします。

このとき決して爪は立てず、力任せにゴシゴシ洗うのも我慢して、指の腹で頭皮をマッサージするように洗いましょう。頭皮の血行が促進されて、必要な栄養が行き渡るようになります。

丁寧に頭皮を洗ったら、髪全体に泡を広げて、髪の表面をやさしく洗ってください。

最後のすすぎは、洗う時間の3倍かけて。耳の周辺や襟足などのすすぎ残しがないように、しっかりと洗い流しましょう。すすぎが不十分だと、フケやかゆみの原因になります。その後、軽く水を切って、リンス、トリートメントでお手入れしてください。

髪の乾かし方

気候が良くなると暑さからドライヤーを使いたくなくて、自然乾燥で済ませていませんか?

頭皮が湿ったままだと雑菌が繁殖しやすくなり、濡れたままで寝てしまうと枕との摩擦でキューティクルが剥がれて、髪のうねりや広がりの原因となります。

髪を乾かす時は、ドライヤーを使って頭皮まできちんと乾かしましょう。

ドライヤーを使う時は、髪から20cm以上離し、同じ場所に長時間当てないようにします。この時、ドライヤーを揺らしながら乾かすと、熱や摩擦のダメージを抑えることができます。

髪が7~8割程度乾いたらキューティクルの向きに従い、髪の根元から毛先に向かってキューティクルをを整えるようにブローすること。最後に冷風を当てて仕上げると髪が落ち着きます。

ドライヤーを使う前に洗い流さないトリートメントでケアするのもおすすめです。

キューティクルを保護してドライヤーの熱から守ってくれると同時に、髪の内部にも働きかけてダメージに負けない髪をつくります。

紫外線対策&バランスの取れた食事

日差しが強い夏の外出には、日傘や帽子でしっかりと紫外線対策を行うことも必要です。ツバの広い帽子やUVカットされている日傘を選べば、より効果的です。

また、健康的な頭皮のためには、栄養バランスのとれた食事が欠かせません。脂っこい食べ物や甘いもののとり過ぎに注意しながら、髪に良いと言われる「ビタミン、ミネラル、タンパク質」を取り入れたメニューを心がけてください。

ただし、あくまでも大切なのはバランスです。髪にいい食べ物だけを過度にとり過ぎたり、糖質や脂質を極端に控えるなど偏った食事は逆効果です。いろいろな食材や栄養をバランスよく摂取して、長続きできる食生活を習慣づけましょう。

頭皮マッサージ

すでに気になる変化が出ている髪のケア

すでに髪に気になる変化が出ている場合は、早めのケアが必要です。

うねり

年齢を重ねて起きる髪の毛のうねりは、「頭皮の毛穴のゆがみ」と「髪のダメージ」が大きな原因だと考えられます。

髪の毛は、頭皮の毛穴がキレイな円形だと基本的に真っ直ぐな髪の毛が生えてきますが、加齢によって頭皮がたるむと毛穴がゆがみ、うねりのある髪の毛が生えてきてしまうのです。

また、紫外線や乾燥、カラーリングなどのダメージによって髪の表面のキューティクルが剥がれてしまうと、髪の毛を構成する水分やタンパク質のバランスを崩すとともに、剥がれた隙間から水分が入り込みます。すると部分的に水分量の増えたところの髪が膨張し、うねりを起こしてしまいます。

髪のうねりをケアするには、シャンプーやお風呂上がりに頭皮マッサージを取り入れて血行を良くし、健康な髪が生まれる環境づくりを行いましょう。

また、髪の水分や油分が不足すればするほど髪のうねりも悪化する傾向にあるので、オイルや洗い流さないタイプのトリートメントで髪の表面と内部の両方にアプローチするケアが必要です。髪の内部からうるおしながら、髪の表面をキレイにコーティングして保護してあげると、外部から部分的に髪の毛に水分が入ってくることを防いで髪のうねりを予防することができます。

抜け毛・薄毛

抜け毛や薄毛は、女性ホルモン「エストロゲン」の減少や過度なダイエット、ストレスなどによってヘアサイクルが乱れることで起きます。また、これらはいずれも血行不良につながり、髪や頭皮に栄養が行き渡らなくなることで髪の毛が育たなくなり、薄毛になります。

血行を良くするには、頭皮マッサージが効果的です。血行が良くなり、頭皮が柔らかくなるとヘアサイクルが整い、健康な髪の毛も生まれやすくなります。

また、皮脂の過剰分泌による毛穴の詰まりも抜け毛や薄毛につながるので、正しい髪の洗い方を実践して頭皮を清潔に保つことも重要です。

髪やせ

髪がやせてボリュームダウンするのは、髪の栄養不足が原因です。髪に必要なタンパク質が不足すると髪が細くなり、切れ毛にもつながります。

髪の栄養不足を招くのは、血行不良や食生活の乱れ、パーマやカラーリングによるダメージなどがあります。

髪やせのケアには、頭皮マッサージによる血行促進と食生活を見直す必要があります。規則正しい生活習慣を身につけ、栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。

太くて丈夫な髪を育てるために必要なのは、豆類や鶏肉、青魚、卵、ブロッコリーなどのタンパク質、チーズやレバー、ウナギなどに多く含まれる亜鉛、海藻類に多いミネラルです。上手に献立に取り入れて健康な髪を育てましょう。

日傘

髪の老化は見た目年齢にも大きく影響します。肌と同じようにきちんとケアして、いつまでも若々しい印象を与える健やかな髪を保ちましょう。

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