首やデコルテにできる小さなイボの正体は?

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首やデコルテに、いつの間にかポツポツと小さなイボができることがあります。特に痛みやかゆみなどはありませんが、放っておくと数がどんどん増えてしまうことも・・・。

首にできたイボは、人目につくし、老けた印象を与えます。また、首や鎖骨がキレイに見える服を着たくてもためらわれて、おしゃれも制限されてしまいます。

一体このイボの正体は何なのでしょう?どうしてできてしまうのでしょうか?

首周り

首イボの正体は?

首やデコルテにできるイボは、「首イボ」と呼ばれ、いくつかの種類がありますが、小さな首イボの場合は、「アクロコルドン」や「スキンタッグ」であることが多いようです。

「アクロコルドン」は、色が肌色または褐色で、2~3ミリ程度のポツポツとした小さなイボで、表面の盛り上がりはありません。このタイプは、加齢とともに発症が増え、女性や肥満の方に多い傾向があります。

一方「スキンタッグ」は、アクロコルドンよりやや大きめのイボで、皮膚から突き出しているのが特長です。こちらも中高年層の発症が多いようですが、早ければ20代で発症する場合もあります。

どちらの首イボも、ほとんどが良性の腫瘍で感染の心配もないと言われています。しかし、できたイボが服で摩擦を起こしたり、アクセサリーをひっかけたりすると炎症を起こして悪化する場合もあるので注意が必要です。

どうして首イボができてしまうの?

では、どうして「アクロコルドン」や「スキンタッグ」などの首イボができてしまうのでしょうか?

原因としては、紫外線のダメージや摩擦、加齢に伴うターンオーバーの乱れが考えられます。

肌は、通常約4週間周期で新しい細胞が生まれて垢となって剥がれ落ちるというサイクルを繰り返しています。これがターンオーバーです。ターンオーバーが正常であれば、肌細胞が絶えず入れ替わっているので、健やかな肌の状態を保つことができます。

ところが、紫外線のダメージや摩擦、加齢などによってターンオーバーが乱れると、古い角質が剥がれ落ちずに肌に蓄積し、それが塊となって首イボへと発展してしまうのです。

また、紫外線や服、アクセサリーなどが、直接肌に刺激や摩擦を与えることでイボを誘発するとも言われています。

首の皮膚は薄く柔らかい上、紫外線の影響を受けやすく、衣類やアクセサリーなどで摩擦が生じやすい場所でもあります。とてもデリケートな部分だけにダメージを受けやすく、肌トラブルを起こしやすいのです。

アクセサリー

首イボを予防・改善するには?

首イボを予防、改善するには、日頃のケアがとても重要です。ターンオーバーを正常化させるために規則正しい生活習慣を身につけ、紫外線や摩擦から肌を守り、首やデコルテに刺激や負担をかけないケアを心がけましょう。

摩擦をかけない

首周りを刺激しない衣類やアクセサリーを選びましょう。特にこれから寒くなるとマフラーやタートルネックの服など、首周りを刺激しがちな衣類の着用が増えますが、肌に優しい素材や静電気の起きにくい素材のものを身に着けるなどの工夫も大切です。

また、入浴の時の洗い方にも注意が必要です。ボディタオルでのゴシゴシ洗いはNGです。顔を洗う時と同じように、たっぷりの泡でやさしく洗い上げてください。

首周りもしっかり保湿

顔のお手入れ同様、首回りもしっかり保湿してあげましょう。肌が潤っていると服などの摩擦も軽減できます。

たっぷりの化粧水で潤いを与え、美容液やクリームを手のひらでのばし、肌をやさしく包み込んでお手入れしてください。

紫外線対策も忘れずに

無防備になりがちな首やデコルテは、紫外線のダメージを受けやすいパーツです。顔と同様に日焼けクリームなどでしっかり紫外線対策を行ってください。

出来てしまった首イボには・・・

出来てしまった首イボには、ヨクイニンや杏エキスなどを配合した化粧品でのケアも効果的です。

漢方薬の一種であるヨクイニンは、ハトムギに含まれている成分で、皮膚の新陳代謝を活発にして肌をなめらかに整える効果が期待できます。

杏エキスは、杏子の種の中にある仁から圧搾した植物オイルです。赤ちゃんや若い人の肌に豊富に含まれ、肌の再生に欠かせない成分と言われるパルミトレイン酸を含んでいます。また、肌の乾燥を防ぎ、代謝を高める効果も期待できるので、美肌づくりにもおすすめの成分です。

首のマッサージ

こんなイボは要注意

「アクロコルドン」や「スキンタッグ」などの首イボは、良性の腫瘍で感染の心配もないと言われていますが、イボの中には悪性の腫瘍や人に感染するものもあるので、注意が必要です。

出来たイボが、急に大きくなったり、出血したり、直径が7mm以上あったりしたら、ウイルスにより人に感染するイボや皮膚がんなどの可能性もあります。気になる時には自己判断せず、すぐに皮膚科を受診して医師に診察してもらいましょう。

病院での診察

顔に比べて首やデコルテはお手入れが疎かになりがち。いつの間にか出来てしまった首イボに悩むことがないように、毎日のお手入れで年齢を感じさせない美しい肌を保ちましょう。

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